Archive for the ‘うつ病回復の話題’ Category

うつ病の治療・接し方・症状、そして、うつ病の原因のご参考

日曜日, 1月 1st, 2012

うつ病の治療・接し方・症状のご参考にしていただきたいお話です。

うつ病患者さんから相談された支後者は、すぐに方策を提示するでしょう。すると「そんなに簡単に方策が見つかってしま
うぐらいなら、自分の状態はそれほど切迫しているとは思われていない」と感じるのです。

うつ病の治療・接し方・症状→http://utsubyo-naosu.com/

困っている姿は、支援者が「自分でも(誰でも)簡単には対処できないほど苦しい状態なのだな」と、思っているということを伝えてくれるのです。うつ病の原因とは何か考えてあげたからです。

その困った姿を見て、うつ病患者さんはようやく自分の苦境をわかってもらえたと感じます。

うつ病は病気だ、疲労なのだと理解しようとしても、リハビリ期が長引けばどうしてもそう考えてしまいます。

そんなときは、必ず行動する前に、他の人に相談してください。男の人はあまり相談する習慣がありません。したがって、自分自身の価値観が相当偏ってしまっていることに気がつかないのです。

自分が元気なうちに何とかしなければ、という焦りがそのような極端な行為をあおります。

しかし当事者の気持ちと今の状態を無視した極端な励ましや脅しは、そのときは当事者が奮発しても、決して長続きしません。かえって疲労を深めるだけでなく、強い恨みの念を植え付けてしまいます。

 

仕事や職場でのストレスは現代人のうつ病の大きな原因

月曜日, 7月 18th, 2011

仕事や職場でのストレスは、現代人の「うつ病」の大きな原因になっていますが、メンタルヘルスの専門家がいる職場はまだ多くはなく、大企業に限られるというのが現状です。

メンタルヘルスの専門家がいない場合には、公的機関で相談することがすすめられます。とくに従業員が50人未満の中小企業では、産業医の専任が義務づけられていないので、こうした社会資源を積極的に利用するといいでしょう。

このなかで、地域産業保健センターと都道府県の産業保健推進センターは公的機関。そのため、「うつ病」の相談利用料金は基本的に無料です。

メンタルヘルスに関していえば、大企業ではそれなりに充実していますが、中小企業では手が回らないといった状況になっています。しかし、会社の規模が小さいほど、社員ひとりにかかる負担が大きいのが現実です。

中小企業ほど、メンタルヘルスに積極的に取り組むべきといえるでしょう。

うつ病 原因 http://utsubyo-naosu.com/1500/

「うつ病」の患者さんは、別人になっています。客観的に説得力のある説明でも、違う解釈をしてしまうこともあるのです。
患者さんの死にたい気持ちは、絶望・覚悟の制御の誤作動によるものです。つまり、死にたい気持ちが生じても、「うつ病」の患者さんが「壊れてしまった」わけではなく、むしろ正しく反応しているだけです。

その「うつ病」の原因は疲労であるから、休めば治る・・治すためには薬と休養が大切である・・これだけの説明で結構です。

運命的要素を話すと、「自殺するのも自分の運命だ」と短絡的に発想するかもしれません。

慣れたものが接する場合は、自殺への誘惑を運命と捉えさせないように注意しながら、「うつ病」の患者さんを苦しめる環境や人間関係、当事者のこだわり、しがみつき行為などの原因を運命的に説明して、「うつ病」の患者さんの「変えよう」という努力を休止させるようにするかもしれません。

ところが一般的には、運命論は「うつ病」の患者さんに誤解されやすいので、あえて説明する必要はありません。「うつ病」の患者さんには『人はどうして死にたがるのか』の内容を説明してあげたほうがいいでしょう。